札幌市立大学 SAPPORO CITY UNIVERSITY

教員の活動

デザイン

札幌市円山動物園との取り組みの報告会を実施

札幌市立大学は、2006年の開学時から札幌市円山動物園と協力して、動物舎やランドスケープの計画、誘導・解説サイン、観覧体験、ワークショップなど様々な取り組みを進めています。どの取り組みについても、デザイン案の検討から実施、検証、報告会までを毎年行なっています。

2021年度の報告会は、2022年6月7日に動物園内にある動物科学館で実施しました。
大島准教授が担当した「北海道産動物の生息・飼育・展示環境の総合デザイン研究」では、将来的な「北海道ゾーン」整備に向けて(1)整備予定地および周辺環境の空間特性や経年変化、導入種の生息環境に関わる学術的知見の蓄積、(2)今後の整備計画に資するデザイン検討を行い、実地調査から得られた空間特性をふまえて作成した植栽計画およびサイトプランについて報告されました。
そして、柿山教授、福田講師、矢久保助教が担当した「動物科学館デザインプロジェクト」では、「知らないことを知りたいことに」をテーマに企画・実施したワークショップの分析結果を基に、自分ごとのように動物に思いを馳せる観察のプロセスと情報提供の方法の可能性が報告されました。

最後に、動物園の職員と大学教員が意見交換をして、成果を確認しました。
2022年度も複数の取り組みを進める予定です。

2021年度報告会の報告者と報告内容

  • ・大島准教授「北海道産動物の生息・飼育・展示環境の総合デザイン研究」
  • ・柿山教授,福田講師,矢久保助教「動物科学館デザインプロジェクト 2021」

札幌市円山動物園:https://www.city.sapporo.jp/zoo/

中島学長と札幌市円山動物園で参与をしている小菅正夫さんとの対談記事:https://www.scu.ac.jp/news/82227/

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