受験生応援サイト

MENU

札幌市厚別区もみじ台地区でAIオンデマンドタクシー「しあわせタクシー」の実証実験を行います

AI

デザイン

看護

札幌市立大学の研究プロジェクト「AI技術×ポジティヴヘルス増進による高齢者の社会的つながり創発モデルの実証的研究」(研究代表者:中島秀之学長)では、高齢者の外出支援と社会的繋がりの創出が高齢者の主観的健康観に与える影響について研究を進めています。

この度、本研究の新たな一環として札幌市厚別区もみじ台地区に住む70歳以上の高齢者約30名を対象に、AI技術を活用したオンデマンド型乗合タクシー「しあわせタクシー」の実証実験を2024年2月1日(木)から2月29日(木)の1ヶ月間実施します。運行時間は平日8時~16時で、運行範囲は新札幌駅や大谷地駅を含む厚別区の一部となっています。タクシー利用者は専用アプリを用いて自身のスマートフォンから乗車予約を行います。

タクシーの車内に設置されたディスプレイには、タクシーの位置情報にもとづいて地域活動の情報やかつてのもみじ台地区の懐かしい写真等がリアルタイムで展開されます。このディスプレイを通じた情報提示が、同乗者同士のコミュニケーションを促進し、車内が気軽な交流の場となることで、タクシー利用者の主観的健康観を高めることを期待しています。

■本記事に関するお問い合わせ先

デザイン学部 准教授 小林 重人 
TEL:011-592-2632
Email:s.kobayashi@scu.ac.jp

デザイン学部 教授  齊藤 雅也 
TEL:011-592-2631 
Email:msaito@scu.ac.jp

PDF資料はこちら