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デザイン研究科博士前期課程大学院生による、公営住宅の熱中症対策の修了研究が、北海道新聞に掲載されました

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デザイン研究科博士前期課程大学院生による、公営住宅の熱中症対策の修了研究が、北海道新聞に掲載されましたのイメージ画像

デザイン研究科博士前期課程大学院生の中野 芳則さんは、60代で経営していた工務店を売却、その後、通信制の大学で学び、札幌市立大学大学院の建築関連の科目等履修生として、単位を修得しました。
「地域に根差した実践的なデザインを学びたい」との深い想いから、札幌市立大学大学院デザイン研究科博士前期課程の社会人特別選抜入試に合格して進学、人間空間デザイン分野の西川 忠研究室(建築構造、建築材料、診断・維持保全、臨床建築学)において、長期履修制度を利用して3年間、寒冷地の公営住宅における夏季の熱中症の危険度や対策を研究しました。

修了研究である、『寒冷地の公営住宅における夏季の熱中症危険度に関する研究』では、厚別区もみじ台の市営団地で温湿度実測調査と、居住者を対象とした、暑さの実態や体調不良時の対策行動、エアコン普及率等に関するアンケート調査を実施。すだれやグリーンカーテン、人工芝、二重窓ブラインドなどの各種日よけの効果検証のため日射遮蔽実験を行いました。これらの結果を踏まえて、寒冷地の公営住宅でも夏季の熱中症リスクが高いことが明らかとなり、他の公営住宅にも応用可能な「もみじ台団地版 熱中症予防のための住みこなしハンドブック」を作成し、札幌市に提案しました。

今月、3月19日(木)に、札幌市立大学大学院博士前期課程の修了式を迎える中野さんの年齢は74歳。長年の建設会社や工務店での実務経験から、北海道では不足している、寒冷地における夏季の温熱環境に関する研究に、じっくりと向き合い、意欲的に取り組みました。

北海道新聞社許諾D2603-2609-00031058

PROFILE

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西川忠

所属 / デザイン学部 職位 / 特任教授

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