札幌市立大学 SAPPORO CITY UNIVERSITY

作品・研究アーカイブス

デザイン学部の学生・教員の作品や研究をご紹介しています。

デザイン学部 作品・研究アーカイブス

NHK札幌企画展「木彫りのクマと旅するHokkaido」の作品制作をしました!

NHK札幌では「道民の179で彩る木彫りのクマ~イラスト&写真で北海道を描こう~」と題し、道民のみなさんが見つけた大好きな北海道の景色やステキな思い出をテーマに描いたクマの塗り絵や、景色の写真を募集しました。

この度「きほんのきのかい」では、NHK札幌より依頼を受け、集まった塗り絵や写真を使ったコラージュ木彫りクマを2体制作しました。

1体は、子ども達が描いた多くの塗り絵と、「思い出が続くように」という願いを込め、長いフィルム風に加工した札幌市の風景の写真でコラージュした「れらたん(アイヌ語での白、レタラより)」。もう1体は、写真一枚一枚を丸く切り抜き、ワインの原料であるぶどうの房に見立て帯広エリアの風景を表現した「ぶどうだべあ」です。

どちらも道民のみなさんの想いをつなぎ、それぞれの地域性を活かした作品に仕上がりました。

 

作品は3月17日(金)~3月26日(日)にNHK札幌ロビーで展示されます。

また、制作時に取材を受け、その様子がNHK札幌のTwitterやWebページでも紹介されています。

Twitter:https://twitter.com/nhk_hokkaido/status/1634048939203739649

Web記事:https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-n4879149b7855

 

「きほんのきのかい」

デザイン学部2年

岩田澄香、河原寿子、堀田ゆりあ、小原千宥、多田遥、田中悠宇

指導:細谷多聞、小宮加容子

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

札幌の都市型水族館との協働プロジェクトがスタート2

2023年夏、札幌にオープン予定の都市型水族館AOAO SAPPOROとの協働プロジェクトの第2弾として1月28日、29日に地下歩行空間で実施された札幌の「サイエンスフェスティバル in チカホ」で出展したAOAO SAPPOROの展示ブースにて「みつけた!まちなか水族館」を展示しました。

デザイン学部教員、福田大年講師が授業で実施している「まちなか動物園」の課題の中から水族館にいそうな生き物の写真を集めた展示です。街の中の風景の中で生き物に見えそうな写真を撮影し、それにすこしだけ書き込みをするだけで生き物に見えてくる、そんな見立ての想像力を膨らませる作品です。デザイン学部1年で実施している「アイデア生成プロセス」の授業で制作した作品の中から選抜された43作品を2枚のパネルにレイアウトして展示しました。たくさんの来場者がお互いに「なにに見える?」と楽しそうに話をしながら見入っていました。

AOAO SAPPORO 公式サイト:https://aoao-sapporo.blue/

 

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

札幌の都市型水族館との協働プロジェクトがスタート

2023年夏、札幌にオープン予定の都市型水族館AOAO SAPPOROの、オープンに向けての協働プロジェクトに取り組んでいます。デザイン学部教員若林尚樹教授と福田大年講師を中心にそれぞれのゼミ学生が参加してプロジェクトチームをつくり、担当者とのミーティングを重ねながら、新たなコミュニケーションのための提案とデザイン制作を行なっています。

その第1弾として、AOAO SAPPOROのオープンを告知するフライヤー(チラシ)のデザインコンペをプロジェクトチームで実施し、デザイン学部3年の谷口風太くんがデザインした札幌の街の中の水族館をイメージしたイラストを描いたコースター型のフライヤーが採用されました。これまでのポストカードやチラシとは違い、新たなタイプのフライヤーとして1月上旬から配布がはじまり、このフライヤーを受け取った人たちは興味津々の様子でした。

AOAO SAPPORO 公式サイト:https://aoao-sapporo.blue/

 

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

デザイン学部生と研究科生がゲームアイデアコンテストにてグランプリ受賞

2022年12月10日、デザイン研究科博士前期課程1年佐々木 舞さん、デザイン学部人間情報デザインコース4年小林 臣綸さんが制作した「Cacta Stack」がゲームアイデアコンテストにてグランプリを受賞しました。

ゲームアイデアコンテストは、学生ならではの新しくて情熱あふれるアイデアを募集しているコンテストです。

グランプリを受賞した「Cacta Stack」は、サボテンをバランスよくスピーディーにつぎ木し成長させることで、より早く花を咲かせられるよう競い合うゲームです。世代を問わず誰にでも楽しめるように、シンプルなルールと手指を使った直感的な遊び方を目指し、対象年齢は5歳以上とし、プレイ時間は一回当たり約20分。プレイ人数は2〜4人です。

https://idea-contest.jp/archives/2777

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

国際メディアアートコンテスト「ADAA2022」に学生作品が受賞(大賞/経済産業大臣賞および入賞)しました

アジア最大のメディアアート作品のコンテストである「Asia Digital Art Award FUKUOKA 2022」学生カテゴリー エンターテインメント(産業応用)部門において本学デザイン学部4年生の石崎航琉さんが制作した『Adap+ation』が大賞/経済産業大臣賞を受賞、同部門において本学デザイン学部研究科2年生の中津正樹さんが制作した『Kaleido Hunter』が入賞、静止画部門において本学デザイン学部デザイン学部2年生の髙橋こはくさんが制作した『ぶたのしっぽ』が入賞しました。

https://adaa.jp/ja/winners/winners2021.html

 

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『Adap+ation』
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『Kaleido Hunter』
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『ぶたのしっぽ』
デザイン学部 作品・研究アーカイブス

札幌市南区と共同で「朝食を食べよう!」動画を制作しました

南区健康・子ども課では、札幌市立大学デザイン学部の学生と協働で、「朝食を食べよう!」動画を制作しました。学生ならではの視点で、同世代の若者へ向けて朝食の大切さをわかりやすく説明する「解説編」、料理が苦手でも、時間がない中でも簡単に作ることができる朝食レシピを紹介した「料理編」の2本です。デザイン学部の演劇部デンコラのメンバーが中心となって、9月から3ヶ月をかけて制作しました。

札幌市公式youtube チャンネル@SapporoPRと、南区公式 webサイトで公開されています。

札幌市公式youtube チャンネル

https://www.youtube.com/@SapporoPRD

南区公式 webサイト

https://www.city.sapporo.jp/minami/kenkou/shousai/majimesi2021-douga.html

 

デザイン学部:

2年 菊地哲平、小林雅果、高須悠理、原さとみ

3年 大村円菜、岡和田未有

教員:若林尚樹、小宮加容子

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2022年度日本都市計画学会北海道支部研究発表会で優秀賞を受賞しました

11月26日に行われた、日本都市計画学会北海道支部が主催する2022年度日本都市計画学会北海道支部研究発表会にて、2021年度デザイン学部人間空間デザインコース卒業生の松田穂香さんと森朋子准教授が優秀賞を受賞しました。

松田穂香さんの卒業研究「函館市西部地区における絵葉書から見た地域価値と今後の展望- 人々の場所の感覚と日常感に着目して -」をもとに、今回は森朋子准教授と共著にて「函館市西部地区における絵葉書から見た地域価値- 人々の場所の感覚と日常感に着目して -」を発表し、見事に優秀賞を受賞しました。

http://www.cpij-hokkaido.jp/report_221126.pdf

 

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デザイン学部学生が、日本造園学会北海道支部大会で優秀賞を受賞

10月22日に2022年度日本造園学会北海道支部大会が開催されました。

ポスター発表の審査の結果、デザイン学部人間空間デザインコース4年髙橋麗未さんがポスター発表優秀賞を受賞しました。

 

「水景空間における水影の研究」

(講評)
水景空間における新たな演出手法として,水面の照り返しである「水影」に着目した新規性のある研究であり,卒業研究の中間報告ということもありますが,研究の着地点を見据えて取り組んでいる点が高く評価されました。また質疑応答の際の適切な受け答えや,研究に対する主体的な取り組み姿勢なども評価されました。

2022年度北海道支部大会「口頭発表・ポスター発表審査結果・講評」:https://www.jila-hokkaido.com/?news=2022%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e5%8f%a3%e9%a0%ad%e7%99%ba%e8%a1%a8%e3%83%bb%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e7%99%ba%e8%a1%a8%e5%af%a9%e6%9f%bb%e7%b5%90%e6%9e%9c

 

 

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デザイン学部学生が日本デザイン学会秋季企画大会・学生プロポジションにて優秀賞受賞

2022年10月1日に日本デザイン学会秋季企画大会・学生プロポジションが行われました。本学デザイン学部人間情報デザインコース横溝研究室所属の4年生川去鳳聖さんが、卒業研究「洞爺湖のジオ体験プログラムのデザイン」を発表し、優秀賞に選ばれました。

日本デザイン学会秋季企画大会・学生プロポジション:https://sites.google.com/zokei.ac.jp/jssd2022fa/%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E4%BC%9A%E5%A0%B4

 

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

愛知県足助町にて「名前のある雑談展」開催中

2022年8月29日から30日にかけて、デザイン学部2年次向けに開講する講義「フィールドスタディ」の一環で、本学デザイン学部2年生(18名)が愛知県足助(あすけ)町のフィールドワークをおこないました。
滞在中は、まちあるきで出会った〈ひと・もの・こと〉との対話をその場で絵葉書にし、地元住民に展示、その場で語り合う交流をしました。
その後、足助町の人情味豊かな暮らしが描かれた、学生たちによる絵葉書が反響を呼び、本学・横溝研究室と中京大学・宮田義郎研究室、そして足助町・おいでんさんそんセンターの協力連携のもと、「名前のある雑談」と称した絵葉書展を、同町の旧田口家住宅にて展示する運びとなりました。
展示会場では、往復書簡形式にした絵葉書とポストを用意し、訪れた人びとが返信できるようにしています。

「旧田口家住宅」
所在地: 〒444-2424 愛知県豊田市足助町本町
休   館  日:火・木曜日
開館時間:10時~17時
展示期間:10月14日から11月30日

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

ユニバーサルカフェminnaでハロウイン特別メニュー

デザイン学部3年が授業で取り組んできた「まちで子どもを育てる」で、南区のご当地料理の候補として提案したレシピのひとつ「かぼちゃのスープカレー」が、さっぽろ農学校倶楽部とMINNAの会のご協力をいただき、ユニバーサルカフェminnaの特別メニューとして提供していただくことになりました。10月27日(木)の1日だけの提供です。

さっぽろ農学校倶楽部からとてもおいしいカボチャを提供いただき、学生たちが考えたレシピをもとに真駒内のユニバーサルカフェminnaの特別メニューとして作っていただきました。カボチャの甘みと彩がきれいなハロウインらしい一品です。レシピを考えた学生たちは、この特別メニューに合わせ、ハロウインをイメージしたポスターやメニューカード、カボチャを使った展示装飾などを制作し店内で展示しています。

 

学生:デザイン学部3年 屋敷幸音さん、山根麻矢さん

協力:NPO法人MINNAの会 堀内紀久美

NPO法人さっぽろ農学校倶楽部 本間利久

教員:小宮加容子、若林尚樹

 

ユニバーサルカフェminna

〒005-0012  北海道札幌市南区真駒内上町3丁目2−12

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本間利久さん、堀内紀久美さん、屋敷幸音さん、山根麻矢さん
デザイン学部 作品・研究アーカイブス

南区のご当地料理の提案を目指して –5

デザイン学部3年がデザイン総合実習Ⅲの授業で「まちで子どもを育てる」で提案した南区のご当地料理が決定しました。

9月29日から10月5日まで、南区役所食堂で提供していた「南区鮮やカレーシチュー」と「芸術の森カレーシチュー」の食べ比べセットでの人気投票は、多くの方々に参加いただき88票を集めた「南区鮮やカレーシチュー」に決定しました。

栄養と健康に加え食材や彩りなどを含めたデザイン学部の学生らしいレシピが評判でした。今後、南区のご当地健康料理としてさまざまなところで紹介されていく予定です。

デザイン学部人間情報デザインコース3年 二階鼓さん、中野晴さん、狩野飛翔さん

前回:南区のご当地料理の提案を目指して –4 https://www.scu.ac.jp/news/84368/

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レシピを考案した3名の学生
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南区鮮やカレーシチュー
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AIRDO航空教室絵本が札幌市中央図書館で展示

株式会社AIRDOと札幌市立大学デザイン学部とで協働制作した「AIRDO 航空教室絵本」が、札幌市中央図書館に所蔵され展示中です。

2021年にAIRDOではたらく整備士、キャビンアテンダント、パイロットの仕事内容ややりがいを紹介する3冊の絵本を制作し、札幌市中央図書館に寄贈しました。今年あらたに「グランドスタッフ編」を追加制作し、それを記念して絵本を紹介するプロモーションボードも制作。4冊シリーズとしてあらためて展示されることになりました。

9月24日から札幌市中央図書館1階の児童書コーナーの窓際に展示されています。

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学生が制作したゲームが東京ゲームショウ2022 SOWN2022のファイナリストに選考されました!

デザイン学部人間情報デザインコース、藤木教授・松永講師ゼミグループの4年生5名(石崎航琉さん・柏木紬さん・鎌上るるなさん・蒲田暁さん・沼畑亜美さん)が制作した東京ゲームショウ2022「センス・オブ・ワンダー ナイト」(SOWN)のファイナリストとして選ばれました。

東京ゲームショウ2022「センス・オブ・ワンダー ナイト」(SOWN)審査委員により、インディーゲーム「選考出展」78タイトルのなかから、インディーゲーム開発者によるピッチイベント「SOWN2022」に出場するファイナリスト8組が決定しました。

日本とフランスからは2組、そのほか英国、オランダ、スペイン、シンガポールから1組ずつ選ばれました。そのファイナリストとして、藤木・松永ゼミグループ4年生5名が制作した、三種類の色眼鏡をかけて3人で遊ぶ2Dプラットフォーム型ゲーム「Rhodopsins」が選ばれました。

ファイナリストは、9月16日(金)に開催する「センス・オブ・ワンダー ナイト2022」にてプレゼンテーションを行います。その模様は公式番組としてライブ配信。当日は、審査を経て、”Audience Award Grand Prix” を含む7つの賞が授与されます。

また、同日、TGS2022インディーゲーム公式アンバサダーのポッキーさん(動画クリエイター)が、インディーゲーム選考出展78社のなかから、実況配信の観点で「センス・オブ・ワンダー」を感じる作品を選び、「ポッキー賞」が発表されます。

https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2022/jp/contents/sown2022.html

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南区のご当地料理の提案を目指して –4

デザイン学部3年がデザイン総合実習Ⅲの授業で取り組んできた、「まちで子どもを育てる」をテーマにした南区のご当地料理の食育企画の最終プレゼンテーションを、7月22日に南保健センターの担当の方々にも参加いただき実施しました。

南区の食材の活用や彩りといったデザイン学部の学生ならではの魅力的なレシピと、それをもとにしたさまざまな食育の企画が提案されました。前日には南保健センターで7チームから提案された8種類のレシピが試作され、栄養と健康に加え食材や彩りなどを含めた南区らしさをもとに選考が行われました。最終プレゼンテーションでは「南区鮮やカレーシチュー」「芸術の森カレーシチュー」がご当地料理の候補として選ばれました。今後、南保健センターの管理栄養士の方々が、栄養と健康、そして作りやすさなどの視点から南区のご当地健康レシピとして完成させ、9月29日から10月5日に南区役所食堂で実施される区民の方々を対象とした試食・人気投票でご当地料理を決定する予定です。

前回:7/12南区のご当地料理の提案を目指して-3 https://www.scu.ac.jp/news/other/crc/84187/

 

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南区鮮やカレーシチューチーム
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芸術の森カレーシチューチーム
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提案された8種類のレシピ料理
デザイン学部 作品・研究アーカイブス

「原動機付自転車ご当地ナンバー」背景デザインを制作した学生が秋元札幌市長より表彰されました

札幌市で交付する原動機付自転車ご当地ナンバーの背景デザインを作成した本学学生が、令和4年6月24日(金)に市長から表彰状を授与されました。

原動機付自転車ご当地ナンバーは、令和4年8月1日に市制施行100周年を迎える札幌市の記念事業の一環として交付されるものです。札幌市から本学にデザイン制作について依頼があり、補修授業「きほんのきのかい」の活動として8名の学生がデザインし、その作品の中から選考会でデザイン学部人間空間デザインコース3年大村 莉乃(オオムラ リノ)さんのデザインが選ばれました。

ご当地ナンバーは、原動機付自転車第一種(排気量50cc以下)を対象に600枚が交付される予定です。

作品タイトル:『私たちが見ている札幌』
札幌市民の目線と視界を意識し、実際に大通公園にいるときのような遠近感や空間の広がりを感じられるようなデザインを心がけました。札幌市のシンボルともいえるライラックとさっぽろテレビ塔を札幌市民の目線から見た時の景色をイメージしたデザインになっています。特にさっぽろテレビ塔はナンバープレートという狭い面積の中で最大限に迫力を感じられるような構図となっています。

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左から担当教員細谷教授、大村さん、秋元市長
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学生が制作したオリジナル絵本を本学図書館に展示

デザイン学部人間情報デザインコースの若林教授と研究室の学生が、これまで制作してきたオリジナル絵本を札幌市立大学附属図書館に寄贈しました。

寄贈したのは、株式会社AIRDOが行っている「AIRDO航空教室」に協力して制作したパイロット、キャビンアテンダント、整備士、グランドスタッフの仕事をわかりやすく紹介したオリジナル絵本を4冊。そして、レバンガ北海道が地域貢献としておこなっている幼稚園での体力つくりのためのトレーニングを紹介した3冊のオリジナル絵本「ぼくとクラウンの冒険シリーズ」です。これら7冊の絵本は、芸術の森キャンパスライブラリーと桑園キャンパスライブラリーの2箇所の特設コーナーで展示し閲覧していただくことができます。

なお、札幌市立大学附属図書館は学生だけでなく、市民の方も入館手続きを取っていただくことで利用が可能です。ただし、現在はコロナウイルス感染拡大予防のため、学外の方のご利用を停止しています。

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

レバンガ北海道と連携し子ども向けオリジナル絵本を制作

本学のデザイン学部、研究科の学生がレバンガ北海道と連携して子ども向けオリジナル絵本を制作しました。レバンガ北海道の地域貢献活動の一環として、発育時期に応じた体力作り・身体を動かす楽しさを知ってもらうためのトレーニングを、園児たちにわかりやすく、興味をもって取り組んでもらえるように、オリジナル絵本「ぼくとクラウンの冒険」を制作しました。

5月10日にカミニシヴィレッジにある新さっぽろ幼稚園・保育園で、レバンガ北海道の元選手で代表取締役社長の折茂武彦さんによる読み聞かせなどのイベントとともに、制作した学生も参加して贈呈式が行われました。その後、折茂武彦さんが札幌市立大学を訪問し、中島学長へのご挨拶とともに制作した学生に完成した絵本の贈呈が行われました。

参加学生

  • デザイン研究科博士前期課程2年 江口怜南
  • 人間情報デザインコース4年 川澄友梨、吉田奈央
  • 指導教員:若林尚樹

 

レバンガ北海道 https://www.levanga.com/

新さっぽろ幼稚園・保育園 https://www.ohfuji.ed.jp/shinsapporo/

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札幌駅パセオにて作品「アマビエ」を展示

2020年、第26回芸術の森地区文化祭(札幌芸術の森センター)に出展するために「きほんのきのかい(当時の学部1年生5名と教員2名)」が制作しました。

作品には新型コロナ感染症から芸術の森地区のみなさんと大学を守って欲しいという願いを込めています。

文化祭後は、芸術の森キャンパスのエントランスに展示し、大学と学生を守り続けてきました。

このアマビエ像を2022年6月4日(土)~6月12日(日)の期間、パセオ1階に展示し、多くの方に見て頂きました。

みなさんの健康と1日でも早いコロナ終息を願っています。

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株式会社AIRDOと協働で絵本を制作しました

AIRDOが行っている「AIRDO航空教室」に協力して、2020年から絵本や紙芝居を制作してきました。これまでパイロット、キャビンアテンダント、整備士などの仕事をわかりやすく紹介した絵本や、飛行機が飛ぶ仕組みを紹介する紙芝居を制作し、AIRDO公式サイトで多くの方々に利用していただいています。そして5月には4冊目の絵本となる「AIRDO航空教室 グランドスタッフのしごと」が完成し、そのweb版絵本がAIRDO公式サイトの中の”そらのがっこう”で公開されました。

グランドスタッフの仕事について、社員の方々へのインタビューをもとに絵コンテで内容や構成を検討したり、キャラクターデザイン、イラストの制作など、AIRDOの担当社員の方々と検討を重ねて制作しました。

 

制作:デザイン学部人間情報デザインコース 井上絢賀、田川すみれ

指導:デザイン学部教授 若林尚樹

監修:株式会社AIRDO CSR企画推進室

 

AIRDOそらのがっこう

https://www.airdo.jp/corporate/csr/sora_no_gakko

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

日本集中治療医学会のポスターをデザイン学部の学生が制作

日本集中治療医学会がポスターとシンボルロゴのデザインを募集する「⽣命を守る最後の砦:ICU 看護師認証制度」ポスターデザイン賞というコンペティションを本学のデザイン学部学生を対象に実施しました。

⽇本集中治療医学会は、集中治療室(ICU)での医療提供を⾏う医療者の団体です。この学会で来年度から認証看護師という制度ICRN、ICRN-Kを創設することになりました。
この制度を医療関係者に広く告知するため、本コンペティションで、ポスターとシンボルロゴデザインの募集を実施しました。

審査の結果、デザイン学部人間情報デザインコース4年永井峻さんのデザインが最優秀賞に選ばれました。

審査基準である「優しいという⼀般的な看護のイメージを少々含みながらも、スピード感や冷静さ、⼒強さを感じさせるデザイン」となっています。また、シンボルロゴは認証看護師の認証を受けた印として装着するピンバッチとして2種類のロゴデザインを行ないました。

⽇本集中治療医学会公式サイト「集中治療認証看護師」:https://www.jsicm.org/certification/icrn.html

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デザイン学部 作品・研究アーカイブス

航空機のより快適でスムーズな利用のためのサービスデザインを提案しました。

本学学生が、株式会社AIRDOからの「航空機のより快適でスムーズな利用のためのサービスデザイン」という課題に対して、デザインの提案を行いました。
株式会社AIRDOより航空業界の概要説明を受け、2グループでそれぞれ分析後に共有を行ない、それをもとに各自でアイデア展開をし、12月に中間発表を行いました。
その際にいただいたアドバイスやご指摘をもとにプロトタイプを制作して最終プレゼンテーションを実施し、これまでにないユニークな提案との評価をいただきました。

これらの提案について、2月21日~27日に札幌市にあるギャラリーエッセで開催した「W+Aゼミのデザイン展」でパネル展示したほか、株式会社AIRDOの機内誌rapora4月号で「札幌市立大学との協働ワーク」としてご紹介いただきました。

参加学生:デザイン学部人間情報デザインコース

3年 井上絢賀、川澄友梨、喜多央乃、小林真莉香、田川すみれ、松居咲来、吉田奈央

指導教員:若林尚樹、安齋利典

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札幌市の原動機付自転車ご当地ナンバーのデザインを学生が作成

札幌市からの協力依頼でデザイン学部2年大村 莉乃さんの作品が原動機付自転車ご当地ナンバーに採用されました。原動機付自転車ご当地ナンバーのデザイン制作は、札幌市より本学にデザイン作成の依頼がありました。デザイン学部生や大学院生から応募を募集し、応募作品8点の中から選考会で大村さんの採用デザインが選ばれました。

ご当地ナンバーは市制施行100周年を迎える令和4年8月1日に交付開始予定で、原動機付自転車第一種(排気量50cc以下、白色ナンバー)を対象に600枚程度作成を予定しています。対象車種の新規取得時または通常のナンバープレートからの交換を希望する方に交付を予定しております。

作品タイトルは『私たちが見ている札幌』

札幌市民の目線と視界を意識し、実際に大通公園にいるときのような遠近感や空間の広がりを感じられるようなデザインを心がけました。札幌市のシンボルともいえるライラックとさっぽろテレビ塔を札幌市民の目線から見た時の景色をイメージしたデザインになっています。特にさっぽろテレビ塔はナンバープレートという狭い面積の中で最大限に迫力を感じられるような構図となっています。

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採用された作品『私たちが見ている札幌』
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次世代型オンラインワークショップ「アナログってなんだろう?」の企画とデザイン

本学学生が、2022年3月12日(土)に実施された、小学生の親子向け次世代型オンラインワークショップ「アナログってなんだろう?」の企画とデザインを実施。ワークショプでは進行や解説、対面で参加した子どもたちへのサポートなどを10名の学生が協力して実施しました。
このイベントは株式会社オーディオテクニカがスポンサーとして実施したものです。3月12日(土)の午後、2回に分けて実施され、北海道内を中心に約240組の親子がオンラインで参加しました。

2021年8月からオーディオテクニカとの協働プロジェクトとして取り組んできたもので、10名の学生がレコードプレイヤーのデザインをコンペ形式で実施。選ばれたデザイン案で組み立てキットが製作され、参加者に配布されました。合わせて、組み立て用の取扱説明書や、ワークショップで使うアナログを説明する黒板の解説ボードを制作。ワークショップで学生たちが説明をしました。ワークショップはオンラインでしたが、感染症対策を施し、北海道新聞の週刊まなぶんのこども記者3名とそのご家族も参加いただきました。

参加学生:デザイン学部人間情報デザインコース
3年 川澄友梨、小林真莉香
2年 安西千夏、大村円菜、岡崎安純、岡和田未有、二階鼓
1年 小林雅果、柴田愛望、原さとみ
指導教員:若林尚樹、安齋利典

株式会社オーディオテクニカ 「アナログってなんだろう?」:https://www.audio-technica.co.jp/corp/hagukumi/

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2021年度 第6回北のまんが イラスト部門 大賞

2021年度「第6回北のまんが大賞」にて、本学デザイン学部人間情報コース4年生高畠栞さんがイラスト部門で大賞を受賞しました

「北のまんが大賞」は、北海道庁が北海道の魅力発信と次代を担う漫画家・イラストレータの育成支援を目的として実施されています。

6回目となる今回は、北海道を素材としたまんが作品を募集するほか、縄文に関するイラスト作品を募集しました。

2021年度『北のまんが大賞」入賞作品発表:

https://www.akarenga-h.jp/manga/contest/vol-6/result/#illusth

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大賞受賞作品「巡る」
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デザイン学部生が日本酒「千歳鶴 純米新酒しぼりたて」のラベルを作成しました。

札幌の老舗地酒メーカーの日本清酒株式会社が、2021年12月上旬に季節限定商品「千歳鶴 純米新酒しぼりたて」をリニューアル発売しました。
この日本酒のラベルは、デザイン学部学生有志23名が約2週間で37案を作成し、日本清酒株式会社の審査によって選ばれたものです。
採用されたラベルは、人間空間デザインコース2年生の大村莉乃(おおむら りの)が作成しました。しぼりたてのフレッシュなイメージを伝えるラベルとなっています。

この日本酒は、北海道内のスーパーマーケットならびに飲食店で出会えます。

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北海道建築新人戦にてデザイン学部の学生2名が最優秀賞・優秀賞を受賞

12/25に行われた北海道建築新人戦において、本学デザイン学部人間空間コース3年坂井ゆきさんが最優秀賞を、同じくデザイン学部人間空間コース3年伊東大悟さんが優秀賞を受賞しました。

北海道建築新人戦は、建築学生同盟北海道組が主催するコンテストです。北海道の大学、専門学校、大学校、高等専門学校などの教育機関の建築学科に所属する3年生以下の学生が自身の所属する教育機関で取り組んだ設計課題作品を対象に実施しています。

建築学生同盟 北海道組 ホームページ:http://hokkaidogumi.com/

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坂井さんの作品「百面相美術館」
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伊東さんの作品「Angle」
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ICC主催デザインコンペで学生2名が優秀賞を受賞しました

デザイン学部人間情報デザインコース3年田中健太郎さんと、川去鳳聖さんがICCキャッチコピー&ポスターデザインコンペティション2021において優秀賞を受賞しました。

  • 田中 健太郎さん
    〇優秀賞 【A部門】事業者向けポスター
     使用コピー 「誰かの悩みは、誰かのクリエイティブの源です。」+タグライン「アイデアにであいを。」
  • 川去 鳳聖さん
    〇優秀賞 【B部門】クリエイター向けポスター
     使用コピー 「つくるを、孤独にしない。」+タグライン「アイデアにであいを。」
  • 〇入選 【A部門】事業者向けポスター
     使用コピー 「ひらめきを外注しよう。」+タグライン「アイデアにであいを。」
  • 〇入選 【B部門】クリエイター向けポスター
     使用コピー 「クリエイターのみなさん、クリエイターとしゃべってますか?」+タグライン「アイデアにであいを。」

入賞・入選したポスターは「ICCキャッチコピー&ポスターデザインコンペティション2021」展示会(年度内開催)で初公開される予定です。展示会の情報は随時ICCのWEBサイトで公開される予定です。ご確認ください。

 

ICC WEBサイト「【ICCポスターデザイン部門】審査結果」

https://www.icc-jp.com/news/result_iccposterdesign.html

 

 

デザイン学部 作品・研究アーカイブス

教員と卒業生の研究が2021年度日本都市計画学会北海道支部研究発表会で特別賞を受賞

11月27日に、日本都市計画学会北海道支部が主催する2021年度日本都市計画学会北海道支部研究発表会にて、2019年度デザイン学部人間空間デザインコースの卒業生の坂元あかりさんと森朋子准教授が特別賞を受賞しました。

坂元あかりさんの卒業研究「札幌市大通地区の特色を活かしたまちづくりに関する研究-ビルオーナーと借主とのつながりの視点から-」をもとに、今回は森朋子准教授と共著にて「ビルテナント属性から見た札幌市大通地区の特性把握―沿道97棟を対象に雑居ビルテナントに着目してー」を発表し、見事に特別賞を受賞しました。

 

公益社団法人日本都市計画学会北海道支部2021 年度研究発表会開催報告書:http://www.cpij-hokkaido.jp/R3_meeting/meeting_report_2021.pdf

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学生が小型EV自動車ラッピングと広報チラシをデザイン

札幌市南区土木部と札幌市立大学の地域産学連携協力事業で、小型EV自動車ラッピングと広報チラシ「冬みち便り」のデザインを行いました。

デザイン学部4年:宮古 朱里さん、薮野 芹菜さん、2年:大村 莉乃さん、川村 康謙くん、小髙 梨乃さん、1年:田川 善くん、森井 稜馬くん、の計7名が参加し、

3回のデザインワークショップを行って各自のデザイン提案をまとめました。

 

その後南区土木部職員による投票、芸術の森地区まちづくりセンター所長、南区土木部長・課長へのプレゼンテーションを実施し、

審査の結果、小型EV自動車ラッピングデザインは1年:森井 稜馬くん、

広報チラシ「冬みち便り」は2年:大村 莉乃さんのデザイン案が採用されることになりました。

11月10日(水)には、芸術の森キャンパスに森井くんデザインのラッピングが施された小型EV自動車が来校し、お披露目会を行いました。

大村さんデザインの「冬みち便り」は4パターンを製作し、2021年12月から2022年2月にかけて南区全戸(約53,000戸)に配布予定です。

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学生が第1回SANGO学生プロジェクト設計コンペにて優秀賞を受賞

10月25日に、株式会社三五工務店が主催する第1回SANGO学生プロジェクトコンペディションにてデザイン学部人間空間デザインコース3年白幡結衣さんが優秀賞を受賞しました。

第1回SANGO学生プロジェクトコンペディションは、「新しい戸建て賃貸住宅の提案」をテーマに、昨今の移ろう時代の中多様化するライフスタイルに合わせた道産木材を使った戸建て賃貸住宅を募集したものです。

白幡さんの作品【間のある暮らし】

個室でもLDKでもない中間的な「間」が緩やかに家族をつなぐ住宅を提案。「間」の空間には植物が多くあり、どの部屋からも緑を感じられる。

三五工務店公式サイト 【結果発表】第1回SANGO学生プロジェクト設計コンペ:https://www.kk35.jp/2021/10/25/【結果発表】第1回sango学生プロジェクト設計コンペ/

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白幡さんの作品【間のある暮らし】
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札幌市立大学大学院博士前期課程「連携プロジェクト演習」公開成果発表会を開催します

大学院デザイン研究科と看護学研究科が連携して行っている博士前期課程の授業「連携プロジェクト演習」の成果について、公開発表会を開催します。ご参加くださいますようご案内申し上げます。

  • ●開催日時:2021年11月6日(土)14:50-16:00
  • ●開催方法:Microsoft Teamsによるオンライン配信
  • ●参加方法:参加をご希望の方は、11月3日(水)までにメールにてお申込みください。メールに氏名・メールアドレスおよび「連携プロジェクト演習」公開成果発表会に参加ご希望の旨を記載してください。お申込みの方には別途参加方法をお知らせします。
  • ●申込先:札幌市立大学学生課教務係(ge.kyomu★scu.ac.jp) ★を@に置き換えてください。

 

2021連携プロジェクト演習公開成果発表会プログラム

 

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第28回日本インテリア学会卒業作品展で卒業生が受賞

10月24日にデザイン学部 人間空間デザインコース卒 村川 龍司さんが卒業制作で作成した『LIGHTING : function (time)  』が第28回日本インテリア学会卒業作品展2021にて優秀賞を受賞しました。

担当教員の山田良教授は、「この作品は、オブジェクトを照らす照明器具の在り方と空間に及ぼす影響力への興味から始まっています。照明器具がオブジェクトを照らすという役割に留まらず,空間そのものを形作るのではないかというオリジナリティに富むコンセプトを備えています。インテリアデザインへの新たな提案となりうる,若々しくも大切な観点から成り立っています」と述べています。

日本インテリア学会は、インテリアに関する研究および調査を通じて学術の健全なる発展を図り、その成果を社会に還元することを目的としている学会です。

 

日本インテリア学会「日本インテリア学会 第28回 卒業作品展 2021」TOPページ 

http://www.jasis-interior.jp/page/sotsuten2021

 

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『LIGHTING : function (time)  』
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日本造園学会北海道支部大会ポスター発表にて学生2名が受賞

10月16日(土)に2021年度日本造園学会北海道支部大会が開催され、本学からポスター発表に応募した学生2名が受賞しました。

ポスター発表優秀賞:能戸 紫月さん(デザイン学部 2年)

「der wald」

【作品要旨】

グリム童話では「森」は「walt」と書かれ、この言葉には人が入り込めない境界という意味があります。グリム童話の多くの物語で森が舞台となり、森は真逆の性質が入り混じった不思議な空間です。森は誰もが主人公になり新しい物語が起こる「日常と異世界の境界」であり、善い生き物と悪い生き物の両極端が共存する「善と悪の境界」であり、試練を乗り越え新しい自分に生まれ変わる「死と再生の境界」です。そんな不思議で人の入り込めない境界であるメルヒェンの森を体験する野外美術館の提案です。

【講評】

直感的に理解しやすいレイアウト構成になっており,童話をモチーフにした遊歩道のアイディア,絵本のような描画のタッチも含め,ポスターとしての訴求力,構成力が高く評価されました。またWeb上での事前審査,オンラインでの当日審査ともに適切な質疑応答ができており,ポスター発表としての総合的なバランスが高く評価されました。

 

ポスター発表奨励賞:来田 玲子さん(デザイン学部 2年)

「憶えゆく森 -心は想う、身体は感じる-」

【作品要旨】

札幌市南区に位置する札幌市立大学の森は、北海道の在来植生で構成される豊かな美しい森である。その森に遊歩道「憶えゆく森-心は想う、身体は感じる-」を提案したい。この遊歩道のコンセプトは、記憶である。記憶には、時の流れによって生じる記憶と感覚・感情によって生じる記憶があると私は考えた。時の流れによって生じる記憶のエリアは、二つの広場とメイン通路に広がる。各場所に時に由来した題名がつけられ、題名に基づいた展示物の観覧や体験ができる。そして、感覚・感情によって生じる記憶のエリアは、四つの通路に分岐している。それぞれの通路は「喜怒哀楽」、「視覚、聴覚、嗅覚、触覚」のいずれかを表す。この二つのエリアによって記憶を呼び、自身、そして、森を再認識させる遊歩道となっている。

【講評】

独創性のある世界観がポスターとして丁寧にまとめられていました。時の流れや記憶といったコンセプトが絵本のような描画のタッチにより表現され,遊歩道で展開されるそれぞれのシーンの理解を深めています。質疑応答についても的確に回答されており,ポスターの表現力とともに評価されました。

 

日本造園学会北海道支部HP「2021年度北海道支部大会 口頭発表・ポスター発表審査結果」:https://www.jila-hokkaido.com/?p=1624

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「der wald」
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「憶えゆく森 -心は想う、身体は感じる-」
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芸術の森小 校章デザインした本学学生が開校を祝う会に登壇

10月1日に札幌市立芸術の森小学校で開校一周年記念として「開校を祝う会(ハッピーバースデー集会)」が開催されました。登壇者として、芸術の森小学校の校章をデザインした本学デザイン学部人間情報デザインコース4年生千葉彩織さんが全校放送に出演しました。「周りの人とのつながりを大切にしながら、自然の豊かな場所で学び、未来に羽ばたいていってください」と話していました。

札幌市立芸術の森小学校は、石山東小学校と常盤小学校が統合して令和3年度に開校された学校であり、10月2日が開校記念日となっています。

札幌市立芸術の森小学校 公式サイト:https://www.geijutsunomori-e.sapporo-c.ed.jp/

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左:芸術の森小 神坂 淳校長
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東京エレクトロン株式会社 札幌オフィスのロゴデザインを本学学生が行いました。

東京エレクトロン株式会社の札幌オフィス移転に伴い、新オフィスのロゴデザインの共創を本学デザイン学部4年生4名(人間情報デザインコースの小原友菜さん、髙野篤丸さん、村田佳乃さん、岩本美南さん)と東京エレクトロン札幌オフィスのスタッフ11名とで行いました。

東京エレクトロン株式会社は、みなさんも使っているスマートフォンなどの中に入っている半導体を「製造する装置」を作っている会社です。

この度、札幌オフィスが札幌市中央区の大同生命札幌ビルに移転し、「TELデジタルデザインスクエア」となります。

学生たちは、全4回のオンラインワークショップを通して、ロゴマークを創造すると共に、新オフィスのコンセプトを社員や訪問者に効果的に伝達する提案を行いました。

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AIRDOとの協働で絵本などを制作したAIRDO航空教室「そらのがっこう」が公開されました。 

株式会社AIRDOが4/28に「AIRDO航空教室」の内容を本学デザイン学部と協働制作した絵本や紙芝居などを、AIRDOの公式Webサイト『そらのがっこう』にて公開しました。

 

「AIRDO航空教室」は、AIRDOが北海道教育庁と協力して行っているキャリア教育の取り組みで、2009年の開始から通算で310校19,000人を超える道内の児童・生徒が受講しています。また、地域社会への貢献という同じ志を持つ本学とは、AIRDO就航20周年の記念ステッカーをはじめ各種協働デザインに取り組んでおり、このたび「AIRDO航空教室」に関する教材の共同研究を行いました。

 

『そらのがっこう』では、札幌市立大学デザイン学部との協働により制作した絵本や紙芝居などを用いて、パイロット、キャビンアテンダント、整備士の仕事内容ややりがい、飛行機が飛ぶ仕組みなどを紹介しています。「AIRDO航空教室」の事前、事後学習のほか、職業調べやキャリア教育の際にも活用できるコンテンツとなっています。
また絵本や紙芝居は「AIRDO航空教室」内にて、副教材として使用していく予定です。

本学デザイン学部教員、安齋 利典教授、若林 尚樹教授は、AIRDOのコミュニケーションツールとしての絵本の研究、 航空教室で使用する教材としての揚力実験装置の開発などに携わっており、絵本、紙芝居の制作についてはデザイン学部学生も協力しています。

AIRDO公式サイト「そらのがっこう」

https://www.airdo.jp/corporate/csr/sora_no_gakko/

 

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総合資格学院主催 第一回エコバッグデザインコンテストでデザイン学部学生が優秀賞を受賞しました

総合資格学院主催 第一回エコバッグデザインコンテストにおいて、全国324作品の応募の中から、デザイン学部3年生の喜多山 翔さんの作品がカテゴリー1:大学生・大学院の部で優秀賞(岸学院長賞)を受賞しました。

エコバッグデザインコンテストは、建築業界でも環境への配慮が強く求められる現状を踏まえ、「広く親しまれ、使用されるようなエコバッグを制作しよう」と建築・土木・住居系学生を対象に開催されました。

 

■「 第一回エコバッグデザインコンテスト」結果発表

 https://www.shikaku.co.jp/campaign/eco_bag.php(外部サイトへリンクします。)

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『札幌市立大学 デザイン学部・デザイン研究科 卒業修了研究展2020』開催のお知らせ

下記のとおり、デザイン学部卒業生・デザイン研究科修了生による卒業修了研究展を開催いたします。是非お越しください。

展示テーマ「らしさらし」
 卒展以降は公的な場で個性を出しにくくなります。個性を抑えすぎると、場合によっては自分の魂の損失に繋がります。そうした時でも魂を思い出して立ち直れるように、卒展で自分らしさを十分にさらして魂に楔を打っておきましょう。悔いのないようらしさらし。

  • ●学外展
    日時
     2020年2月6日(木)~2月11日(火)
     10:00~19:00(最終日は16:00まで)
    場所
     大通BISSE(札幌市中央区大通西3丁目7番地 北洋大通センター)
  • ●本展
    日時
     2020年2月17日(月)~2月28日(金)
     10:00~17:00(最終日は13:00まで)
    場所
     札幌市立大学芸術の森キャンパス(札幌市南区芸術の森1丁目)

※2月25日(火)は入学試験実施のため展示公開をしておらず入場できません。予めご了承下さい。
※開催時刻に変更が生じることがございます。その際は、改めて本学WEBサイトにてお知らせいたします。

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学生によるワンデイカフェと子ども向けワークショップを開催します!(7/14)

デザイン学部2年次科目「デザイン総合実習I(地域コミュニケーション系)」では、地域活性化を目指して多世代間交流促進のためのコトのデザインに取り組んでいます。本年度は、ワンディカフェと子どもワークショップを開催します。
たくさんの皆さんのお越しをお待ちしております。

○「涼亭もぐもぐ」

一日だけ開店される「食」と「音」を通じて「つながり」を育む、札幌市立大学の学生による一日限定のコミュニティカフェです。皆様へわくわくをお届けします。

  • 日時:7月14日(土) 10:00〜16:00
  • 場所:まこまる(旧真駒内緑小学校)1F
    (札幌市南区真駒内幸町2丁目 2-2)
○「エコふうりんを作ろう!」

コンコン、カラコロ、なんの音?
いろいろなものをつかって、ふうりんをつくってみよう!
きみしだいでかのうせいはむげんだい!なつやすみの自由研究にも!

  • 日時:7月14日(土) 10:00〜15:00
  • 対象:だれでも自由参加
  • 備考:参加無料、当日は汚れてもいい服でお越しください。

>「涼亭もぐもぐ」ホームページ
http://faculty3.scu.ac.jp/~takeda/event/ryouteimogumogu/index.html
(札幌市立大学サイト外へリンクします。)

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デザイン学部生の作品が「日本茶輸出用ロゴマーク」に採用されました!

日本茶輸出促進協議会が実施した「日本茶輸出用ロゴマーク」のコンペティションに、デザイン学部コンテンツデザインコース4年生 森 瑞紀さんのデザインが採用されました(応募時は3年生)。
全国で54点の応募の中採用されたこのロゴマークは、今後、日本国内・国外を問わず日本産の「日本茶」全てに表記される予定です。

●日本茶輸出促進協議会 日本茶ロゴマークの決定
http://www.nihon-cha.or.jp/export/logo/index.html
(札幌市立大学サイト外へリンクします。)

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手造通(てあるとおり)プロジェクトに協力しました!

本学デザイン学部の学生が、発寒商店街を中心に木工クラフトとデザインで地域のにぎわいを創出する「手造通プロジェクト」の拠点となる「手造通ショールーム」のインテリアデザイン及び、シンボルマークの提案を行いました。ショールームの内装はデザイン研究科の神守優二さんの案が採用され、企画・運営を行なったグランドオープンイベントには、多くの地域住民の方もご参加いただきました。

●参加学生(所属は参加当時)

  • デザイン研究科:船山哲郎さん、畠山慎吾さん、佐々木賢吾朗さん、神守優二さん
  • デザイン学部:坂元文さん、田邉和音さん、河口紘亮さん、松島弘樹さん