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公開講座「札幌市円山動物園の舞台裏をデザインから見る・考える」を実施しました(2026.07.11)

デザイン

7月11日(土) サテライトキャンパスにて、公開講座「札幌市円山動物園の舞台裏をデザインから見る・考える 」を開催し、41名の方にご参加いただきました。


本講座は、開学20周年記念事業の一環として開催されたものであり、開学以来20年にわたり、札幌市円山動物園の施設改修デザインやサイン計画など、関わってきたプロジェクトの歩みや、動物園づくりの舞台裏を分かりやすく解説するものです。


第1部では、3人の講師による講演が行われました。
デザイン学部の齊藤 雅也 教授による講演では、まず20年の円山動物園と大学との繋がりを紹介し、そのきっかけとなった類人猿館屋外放飼場の改修から、は虫類・両生類館の設計への流れについて説明しました。その後、専門分野である室内気候デザインを、アジアゾウ舎などの獣舎設計に適用していくことについて紹介しました。

デザイン学部の伊藤 健世 教授による講演では、モンキーハウスの来場者満足度向上を目指す取り組みとして、動物園の展示の魅力をさらに高めるUX(利用者体験)デザインについて説明しました。また,本学の学生も巻き込みながら、来園者視点に加えて動物視点も入れた、動物を五感で感じ取るための仕組みの提案について紹介しました。

本田直也さん(一般社団法人 野生生物生息域外保全センター 代表理事/本学非常勤講師)による講演では、動物福祉の考え方、動物の環境保全を見せる場として動物園があること、稀少な野生生物の繁殖・復帰を目指す専門家として、動物園のこれまで・これからについて紹介いただきました。

第2部では、各講師の講演に対して来場者からいただいた質問に答える形で、3人の講師によるクロストークが行われました。多岐にわたる質問に回答しながら、20年の軌跡を来場者と一緒に振り返り、未来の動物園づくりについて考えることができる場となりました。

最後に、札幌市円山動物園の白水彩園長より、講座全体への総評をいただき、閉会となりました。
来場者アンケートでは、時間が足りなかったという感想もありましたが、ほとんどの方に満足・おおむね満足と回答いただき、有意義な講座でした。

なお、10月には、円山動物園の主要施設を巡る現地見学ツアーも実施し、デザインがどのように「動物の暮らし」と「来園者の体験」に寄与しているのかを、実際に体感していただく予定です。

PROFILE

齊藤 雅也の写真

齊藤 雅也

所属 / デザイン学部 職位 / 教授

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伊藤 健世の写真

伊藤 健世

所属 / デザイン学部 職位 / 教授

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